そして私は一人になった / 山本 文緒

山本文緒の日記。
すごい普通でおもしろい。
山本文緒の本が読みたくなったきっかけの本。

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あー給料もらえた。良かったー。
銀行の残高が千円切って、
財布の中身は300円くらいだった。

久しぶりに切羽詰った、危なかった。


今日はバイト暇だなーと思って油断してたら一気にお客さんが来てびびった。

でも特に何もなく、何も考えず、何も得なかったバイトでした。



山本君からメールが来て、
動揺してしまった自分にむかついた。

でも前なら確実に嬉しかったはずのメールは、
なんか別に普通のメールに変わっていた。

だからつまりそうゆうことなんだろうと思う。



来週のスケジュールを勝手に書き出すと、

月曜:学校   J君に会う(細身垂れ目君)
火曜:実技試験 イベント参加
水曜:学校   
木曜:学校   
金曜:学校   ライブ、Tさんとごはん。
土曜:バイト  うどんを食べる会
日曜:バイト  

ドキドキするイベントがこの一週間に詰まってて、
楽しそうだけど、しんどそう。
心臓が普段の倍の働きをしなくちゃいけない。

つーことは早死に街道まっしぐらだ。
それでもいいや。


今日ツタヤから帰る帰り道に、
いかれたベイビーを空に向かって口ずさみながら、
くるくる回って歩いてたの。
夜中だし、人がいないと思って。
そしたらカップルが隣を通ってすごい恥ずかしかった。

普通回りながら歩く人なんていないよね!
あたしは見たことないもん。

あー絶対不審者だよね・・・・ほんとに。
もう回らない。
踊らない。



明日もバイトかー。
誰か遊びに来ないかなぁ。
つまんない。

あ、明日は山下達郎のラジオの日だ。
バイトしながら聴いてしまう最高なラジオだよ。



今日は久しぶりにちょっと泣いた。

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